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塀とフェンスについての外構工事
基礎知識と費用相場

目次
塀やフェンスは見た目も大切ですが目隠しや風通しなどの機能性も重要です。 低すぎる塀やフェンスでは外からの視線を遮ることができないため、プライバシーが守れません。 また、高すぎる塀やフェンスは風通しが悪くなり、地震の際には転倒や倒壊の危険性があります。 見た目と機能性、どちらも優れた塀やフェンスを選ぶために種類や素材、メリット・デメリットについて解説しますのでぜひ参考にして下さい。

塀の特徴と機能性

家の境界や隣家との仕切りを考える際、ブロック塀や目隠しフェンスを選択することで、自宅の外構をより快適で満足度の高いものにすることができます。各種塀やフェンスには、それぞれ異なる素材や特性がありますので、家の外観や周囲の景観に合ったスタイリッシュな選択を心がけましょう。

特に多く用いられるブロック塀は、石やレンガ、コンクリートといった様々な建材で作られ、耐久性と美観を兼ね備えています。ただし、ブロック塀の設置には法律による規定があり、高さや厚み、さらには補強壁の設置が定められていますので、これらの基準を遵守しましょう。

ブロック塀の建設では、まず適切な基礎を築き、その上に鉄筋を配したコンクリートブロックを積み上げていきます。こうした工程を踏むことで、強風や地震に対する耐久性を高め、長期間にわたり安全に使用することが可能です。

ブロック塀の最大の利点は、そのプライバシー保護と防犯性にあります。外部からの視線を遮りながらも、見た目に高級感を与えることができます。また、定期的なメンテナンスにより、最大30年の長寿命を保つことができます。

しかし、ブロック塀には日照や風通しを悪化させる可能性があるため、設置する場合はその点を考慮する必要があります。また、重量があり、地震時には倒壊するリスクも考慮する必要があります。さらに、高いブロック塀は外からの視界を遮るため、一度侵入されると発見が難しくなることもデメリットとして挙げられます。

ブロック塀の選択と設置には、そのメリットとデメリットを総合的に考慮し、自宅の安全性と快適性を最大限に高める計画を立てることが重要です。

フェンスの特徴と機能性​

フェンスの選択肢には、アルミ、木材、ステンレス、スチールなど様々な素材があります。

外構工事でフェンスを設置する際には、ブロックの塀を建てるのと同じく、まずはしっかりとした基礎を作ることから始めます。この基礎はフェンス専用のコンクリートを用い、土地を掘り、その中に基礎を埋め込むことからスタートします。

土地をしっかり固めた後、フェンスの柱と本体を組み立てていきます。柱を設置する過程では、コンクリート基礎に穴を開け、柱を立てて垂直に保った後、モルタルで固定します。次に、L型の金具を柱に取り付けてさらに強固にします。

次に、フェンス本体を柱に一時的に固定し、専用の金具で本固定を行い、フェンスの端にはキャップやカバーを取り付けます。

最終的にフェンスに歪みがないかをチェックし、問題がなければ設置は完了です。

フェンスを利用するメリットは多岐にわたります。外からの視線を遮りつつ、メッシュやスリット入りのデザインなら、敷地内の風通しを良好に保つことができます。強風時にも、風がフェンスの隙間を通過することで転倒を防ぐ効果があります。また、メッシュ状のフェンスは外からの視線を適度に遮りながら、防犯にも役立ちます。

フェンスを境界線に設置することで、不正侵入を防ぎ、安全性を高めることができます。軽量なアルミ製フェンスは、圧迫感が少なく地震時のリスクも低減します。デザインや素材の多様性も魅力の一つです。

ただし、デメリットも存在します。木製フェンスは自然素材のため、約5年で腐食する可能性があり、スチール製は錆びやすい傾向にあります。耐久性ではアルミ製が優れており、10年以上美しい状態を保つことが可能です。

高いフェンスは圧迫感があり、風通しや日当たりを悪くすることもあるため、開放感を求める場合は隙間のあるデザインを選ぶことをお勧めします。

塀の種類​

コンクリートブロック​

コンクリートブロックを使ったブロック塀は、積み重ねて作る丈夫な構造物です。この素材は防火性に優れ、耐久性が高く30年という長い期間持続します。また、価格が手ごろで施工も比較的容易なため、多くの人に選ばれています。
デザインはシンプルで、境界線をはじめとする外構工事によく利用されます。一つのブロックの価格は約200円から400円で、経済的な選択肢としても魅力的です。

化粧ブロック​

化粧ブロックは、一般的なコンクリートブロックに色や模様を施してデザイン性を高めたものです。このブロック塀には、リブ模様が一般的ですが、タイル、レンガ、石材、木材など様々な素材の質感を模したデザインもあります。
価格帯は幅広く、1ブロックあたり600円から8,000円程度となっており、デザインによって価格に大きな差があります。全体としてのブロック塀の設置にかかる費用の相場は、1平方メートルあたり約10,000円です。

レンガ​

レンガを使った塀は、耐熱性、耐水性、そして耐久性に優れた選択肢であり、頻繁なメンテナンスを必要としない利点があります。時間が経過するにつれ、その風合いはさらに深みを増し、魅力を放ちます。安全性を高めるため、内部には鉄筋を入れた施工が行われ、これには穴が開いたレンガが使用されます。
レンガ塀を建設する際の費用相場は、平方メートルあたり8,000円から15,000円の範囲です。

天然石

天然石はその豊かな風合いと存在感で、空間に特別な魅力をもたらします。例えば、伝統に根差した大谷石を使用し、一つ一つ丁寧に積み上げて作る塀や、様々な種類の天然石をコンクリートブロックに貼り付けて仕上げる方法などがあります。

天然石を採用することで、どこか華やかでありながらも深みのある重厚感を演出することが可能になります。特に大谷石は、その自然な温もりと美しさで、見る者をリラックスさせる効果があると言われています。これは、高級感溢れる空間を演出する際に非常に重宝されます。

さらに、多様な色合いや質感を持つ天然石を、乱形や正方形、長方形にカットして施工するデザインも人気があります。このように、天然石を用いることで、外構に独自の個性と美しさを加えることができます。

天然石を用いた外構デザインの費用については、おおよそ1平方メートルあたり25,000円が相場とされています。このコストを考慮しつつ、天然石が持つ魅力を最大限に活かしたデザインを選択することが、素敵な外構作りの鍵となるでしょう。

塗り壁

塗り壁は、コンクリートブロックの塀に自分の好みの色やデザインを施したものです。塗る方法や使用する道具によって、見た目を自由に変えることが可能で、お住まいにぴったり合ったスタイルでの仕上がりを実現できます。

ローラーを用いることにより、塗料の飛び散りを最小限に抑えつつ、塀全体を均一に塗ることができます。また、ローラーの素材をスポンジやゴムなどから選ぶことで、仕上がりの質感に変化を加えることが可能です。

塗料が乾燥する前に、ハケで横筋を入れる「ハケ引き上げ」、コテを用いて波形や扇形のデザインを施す「コテ波」「扇仕上げ」など、多彩な技法を駆使することで、さらに個性的な塗り壁を作り上げることができます。

塗り壁の費用は、1平方メートルあたり1,600円から7,000円の範囲で変動します。お客様のご要望に応じた方法で、美しく、個性的な塗り壁を実現しましょう。

生垣

近年、日本全国の自治体が、外構を生垣にすることを奨励しています。

これは、地震時のブロック塀の倒壊を防ぐだけでなく、街に緑を増やすことで二酸化炭素の削減に貢献し、温暖化の防止につながります。また、緑がもたらす癒しの効果は、私たちの生活環境をより良いものに変えてくれます。

さらに、生垣の設置にあたって、一部の自治体では助成金や補助金の支給を行っています。この機会を利用することで、環境に優しい選択を経済的にも実現しやすくなります。ご自宅が位置する地域の自治体に問い合わせて、支援の可否を確認してみてください。

生垣の設置にかかる費用は、大体1平方メートル当たり7,000円から10,000円程度とされています。これは植物の種類や設置の難易度によって異なりますが、費用と効果を考慮した上で、ご自宅に最適な生垣を選択することが大切です。

フェンスの種類

メッシュフェンス

細かい網目状に組み合わされたアルミやステンレス製で、その強度とシンプルな見た目が魅力です。どんなデザインの住宅にもなじみやすいため、エクステリアとして広く選ばれています。目隠しの効果はあまり期待できませんが、その手頃な価格が人気の理由の一つです。

具体的には、スチール製のメッシュフェンスは、1メートル当たり約4,000円から5,000円の範囲で購入できます。一方で、アルミ製のものは、1メートル当たり8,000円から12,500円と、スチール製に比べて価格が高めです。

アルミ製格子フェンス

耐久性に優れ、ほとんどメンテナンスが不要であるため、コスト効率の高い選択肢としてアルミ製のフェンスが注目されています。

このフェンスには、縦や横に配列された格子のデザインがあります。縦格子のデザインでは、縦のスリットが入ることで、すっきりとしてスマートな外観を実現します。一方、横格子のデザインは、格子が横に伸びることで、空間が広がって見える効果を持ちます。

どちらのデザインも、清潔感があり、和風や洋風のどちらのスタイルの住宅にもマッチするフェンスです。
アルミ製格子フェンスの本体費用相場は1mあたり15,000〜26,000円になります。

鋳物フェンス

アルミニウムを溶かし、金型で形作られるフェンスの一種です。その特徴は、単に曲線だけでなく、植物や剣など様々なモチーフを取り入れたデザインが可能である点にあります。これらのデザインは、ヨーロッパ風の洗練された美しさを演出し、どんなガーデニングにも自然と溶け込みます。住宅や庭に上品で高級感あふれる外観をもたらしてくれるのです。

鋳物フェンスを選ぶ際の本体の費用相場は、長さ1メートルあたり20,000円から30,000円程度となっています。

ルーバーフェンス

ブラインドと似た構造をしており、細長い板を少し斜めに設置して隙間を作りつつ平行に配置されたフェンスの一種です。

このフェンスは隙間があるものの、板が斜めに配されているため、外から中を見ることが難しく、プライバシー保護に非常に効果的です。また、風が通りやすい設計になっているため、優れた通気性も持ち合わせています。

使用される材質には、アルミ製、木製、半透明のポリカーボネート板などがあり、多様なデザインやニーズに合わせた選択が可能です。

ルーバーフェンスを設置する際の本体の費用相場は、1メートルあたり10,000円から20,000円程度で、購入時にはこの価格帯を目安にすると良いでしょう。

木目調フェンス

ナチュラルで温もりを感じさせるおしゃれな外観で、多くの人々から高い人気を集めています。このフェンスは、自然な木の美しさを模したデザインが特徴で、アルミニウム製や、原材料として石油を用いた樹脂製といった材質で提供されています。天然木と見間違えるほど精巧に木目が再現されている製品や、耐久性や耐候性に優れたものが多く揃っており、それぞれの環境や好みに合わせて選ぶことができます。

木目調フェンスを選ぶ際の、本体の費用相場は、1メートルあたり25,000円から36,000円程度となっています。この価格帯で、ご自宅やお庭をより美しく、そして快適な空間に演出することが可能です。

 

ブロック塀とフェンスの外構工事費用と工期

ブロック塀の費用と工期

ブロック塀の外構工事費用は、1mあたり7,000〜15,000円になります。

工期は、コンクリートブロックを積み上げる工事では2週間程度になり、コンクリートを流し込む型枠ブロックを使用した場合は、1ヶ月程度かかります。

フェンスの費用と工期

フェンスの外構工事費用は、1mあたり1,200〜1,400円になります。

工期は、種類や長さによって変わりますが3~5日程度になり、工期もフェンスのほうが早くなります。

外構工事費用はフェンスの方が安価になりますが、どちらも使用する素材や製品・大きさによって価格差が大きくなります。

予算に合わせてイメージに近いものを選ぶことで、満足度の高い外構を作ることができます。

塀とフェンスの基礎知識と費用相場まとめ

塀やフェンスにはそれぞれの特徴や機能・デザインが多様にあります。

目隠しをしてプライバシーの保護をしたいのか、高い仕切りを作って防犯を強化したいのか、窓から見える周囲の景観を楽しみたいのか、目的によって高さや設置場所は変わってきます。

外構エクステリア工事をする目的は人それぞれ違います。

デザインや見積に納得できて、理想の外構を予算内で工事してもらえるように専門知識が豊富な外構工事業者に相談して、依頼することをおすすめします。

あなたの暮らしに合ったものを選んで、暮らしに役立つおしゃれな外構を作ってください。

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